自動車ローンとリースの比較計算機(総保有コスト)
Liveローンで買う場合とリースは紙の上では別物に見えますが、総コストの比較は月々の支払いだけでは決まりません。購入ならローンの終わりに資産が手元に残りますが、リースは車を販売店に返して何も残りません。公平に比べるには、ローンの終わりの車の残価を勘定に入れ、期間の長さを共通の物差しにそろえる必要があります。
この計算機は、車両価格、ローンの条件(期間、金利、頭金)、リースの条件(期間、頭金、月額)に加え、ローン終了時に見込む残価を入力します。各選択肢で支払う総額、残価を差し引いたローンの正味コスト、そして双方の実質の月額コストを計算し、そのまま比べられるようにします。結論はシンプルな判定です。ローンかリースか。
日本の価格感での簡単な確認です。350万円の車を金利4.5パーセント、60回払い、頭金50万円で組むと、支払総額はおよそ390万円になります。終了時の残価が55パーセント、これは価値をよく保つ主力ブランドに典型的ですが、その場合の正味の保有コストはおよそ390万円から残価192万円を引いた約198万円です。頭金25万円、月額3万5,000円の36回リースは合計でおよそ151万円となり、公平に比べるため60か月相当に換算するとおよそ250万円です。この例では、残価が高めの月々の支払いを補えるほど高いため、購入がわずかに勝ちます。
計算機の判定は、ローンの正味コストがリースの按分コストより低いかどうかで切り替わります。リースが有利になりやすいのは二つの場合です。値落ちの大きい高級車(残価が低い)と、残価が読みにくいモデル初期の電気自動車です。購入が有利になりやすいのは、価値をよく保つ信頼性の高い主力ブランドと、保有期間が長い場合です。ローン完済後も数年乗り続けると、支払いのない保有の年が積み上がるからです。
Frequently asked questions
ローン完済時の残価は、買うか借りるかの比較で最大の変動要因であり、正確に予測するのは難しいものです。モデルの5年残価の予測を中古市場の査定ガイドで調べてください。主力の国産ブランドはしばしば55から60パーセントを保ち、高級車や流通量の少ないモデルは35から45パーセントになることが多いです。電気自動車のばらつきは大きく、価値をよく保つ車もあれば、速く値落ちする車も少なくありません。
購入とリースをどう比べるか
ローンでの購入とリースの総コスト比較を本当に同じ土俵に乗せるには、三つの調整が要ります。第一に、買った車の残価を勘定に入れます。ローン完済時には売るも持ち続けるもできる資産が手元にあります。第二に、ローンとリースはふつう期間が異なるので、期間を共通の物差しにそろえます。第三に、頭金の機会費用を考えますが、一般的な金利では影響は小さいため、この計算機は簡略化のため省いています。
残価は、買うか借りるかの計算で最も重く効く要素です。価値をよく保つ車は、残価が支払いの大部分を相殺するため購入が魅力的になります。値落ちの速い車、たとえば多くの高級ブランド、中位グレード、流通量の少ないモデルは、値落ちをリース会社が引き受けるためリースが魅力的になります。中古市場の査定ガイドは残価の予測を公表しています。典型的な5年落ちの車で、主力ブランドは取得価格の45から60パーセント、高級ブランドは30から45パーセントを保ち、電気自動車のばらつきは大きいです。
判定の比較に入るもの
計算機はリースのコストをローンの期間に合わせて正規化します。ローンが60か月でリースが36か月なら、リースの合計に60を36で割った値を掛けて、ローンの期間にわたってリースを乗り継いだ場合の費用を見積もります。リースの価格はモデルの年式、残価、金利で変わるため完璧ではありませんが、妥当で比較可能な土台にはなります。
ローンの正味コストは、支払総額から終了時の残価を引いたものです。これは終了時に残価で車を売ることを前提とします。実際には多くの所有者が車をより長く持つため、残価はローン期間を超える保有資産の価値となり、購入はさらに有利になります。一方、早めに下取りに出す人もおり、これは手間が生じ、見積もった残価より少ない金額になることがあります。
リースが勝つとき
リースは特定の場面で本当に安くなります。第一に、残価が低いとき。値落ちの速い高級ブランドや、価値の保ちが読みにくい電気自動車のモデルです。第二に、2年から4年ごとに新車に乗り換えたく、そうでなければ頻繁に下取りに出す場合です。下取りのたびに手間と値落ちの痛手が生じますが、リースはその乗り換えの周期を明示的にします。第三に、税務上の扱いがリースに有利な場合です。日本では個人事業主や法人がリース料を経費として計上でき、ローンで買った車の減価償却と支払利息を分けて扱うより手続きが簡単なことが多いです。
リースは同じ月々の支払いなら、資産を積み上げない分、契約時に必要な現金も少なくて済むのが普通です。手元資金は限られるが月々の支払いは賄えるという買い手にとって、リースは全額を寝かさずに車に乗る道になりえます。
購入が勝つとき
購入が勝つ理由はおもに三つです。第一に、残価です。信頼性の高い主力ブランドは価値をよく保ち、購入ならその残る価値を回収できます。第二に、走行距離の制限がないことです。多くのリースは年1万から1万5,000キロに走行距離を制限し、超過には高い追加料金がかかります。よく走る人は契約満了時に数万円から数十万円の超過料金を払うことがあります。第三に、長期保有です。3年で返さず10年から15年乗れば、支払いのない保有の年が数年積み上がり、買うか借りるかの計算を大きく改善します。
リースはまた、契約が新たな契約で終わり続けるため支払いが果てしなく続きますが、購入はいずれローンを完済し、支払いのない期間が訪れます。車を長く持つ人にとって、その支払いのない年は、リースを続けるのに比べて純粋な節約です。
この計算機が含めないもの
超過走行料金。リースでよく走る人には現実の費用です。契約満了時の返却手数料。リースの事務手数料。総額に組み込まれていることもあります。保険の差。リースはふつうより手厚い補償を求めます。整備費。買った車は整備をより長い期間負担しますが、リース車はふつう契約期間中は保証で賄われます。事業利用時の税務上の扱いの差。ローン終了時の下取り価格。計算機は残価での売却を前提とします。特別な頭金、報奨金、値引き。これらは双方の結論を相応に変えることがあります。本格的な分析には保険、整備、燃料、各種税を含む月々の総保有コストを計算してください。この計算機は資金調達の側面の比較を扱います。WhatIPの結果はすべて目安であり、金融上の助言ではありません。